火災保険で家が修理できる…??
火災保険とは?
火災保険は損害保険の一種で、火災や落雷、風水害などの事故によって生じた建物や家財の損害を補償する保険です。
火災保険は、一戸建てやマンション、ビルなどの「建物」と建物の中にある家具や什器などの「動産」を補償します。
火災保険の対象は「建物」と「家財」
「建物」は建物本体やそれに附属する門・塀・物置・車庫など「建物に付帯して動かせないもの」です
「家財」は家具・テレビ・冷蔵庫・洋服・カーテンなど「建物の中にあり動かせるもの」です。
屋根も「建物」の一部ですので火災保険が適応されます。
しかし保険の対象を「家財」のみにした場合、建物が被害を受けたとしても補償を受けられないのでご注意ください。
火災保険が適用されるのは?
- 強風で屋根の棟板金が剥がれてしまった
- 台風時に瓦が崩落した
- 降ヒョウを受けて、金属屋根に目立つ凹みや穴が多数できてしまった
- 雪の重みで雨樋が曲がってしまった
- ベランダの波板が雪の重さで割れてしまった
- 台風による手すり柵の崩壊(陸屋根)
- 強風によりアンテナが折れてしまった
- 降ヒョウによって穴が開いてしまった
など、これはどうなんだろう?と少しでも疑問があればご相談ください。
火災保険が適用されないのは?
- 経年劣化
- 故意、重大な過失、法令違反の場合
- 地震、噴火またはこれらによる津波
- 免責金額以下の損害(免責金額の設定がある場合、発生した損害が免責金額以下の場合は保険金を受け取ることができません。)
- すり傷等の外観上の損傷
- 隙間からの雨等の吹込み
(台風でない大雨によって屋根が破損した場合は、火災保険の対象にならない可能性もあります。)
屋根修理で火災保険を悪用する業者の手口に注意!!
「火災保険で屋根修理ができますよ」などと言って近づいてくる悪徳業者がいます。
特に訪問販売で訪ねてくる業者には注意しましょう。
訪問販売については別のページに詳しく記載していますのでそちらをご覧ください。
もし台風等で被害が出たらすぐに当社へご連絡ください。応急処置をして、被害状況を調査・記録をします。
保険会社さんへ提出する被害状況報告書は当社で作成しますのでご安心ください。
火災保険が適用されない修理等については実費で費用が発生しますのであらかじめご了承ください。